Desert Rose〜傀儡部屋


傀儡絵巻 其の5 木ノ葉潜入作戦 2」ノ巻
(チャクラの記録 in ラグナシア レポート 某日)
撮影可能な場所をレポートしています。
次は、「木ノ葉忍術道場」と「火影の殿堂」

カン「どうやらここは、木ノ葉の忍術道場らしいぞ」
「これは、うちはの忍術、火遁・豪火球の術…」
カン「しかし、相当な火の量だな」
「だが、オレの砂には通用しない」
カン「…サスケにだけは、どうあっても負けたくないようだな」
「当たり前だ…(ナルトは、渡さん)」
カン「おっ。これってもしかして…」
「ナルトの風遁・螺旋手裏剣だ」
カン「実際、こんなのが飛んで来たら、交わすのが大変だな」
「一応ナルトの必殺技だからな」
カン「おい。お前、さっきのサスケの時とは、ずいぶん違う反応だな」
「オレのナルトの技だぞ。サスケとは違って当たり前だ」(ナルトスキーな我)
カン「おっ。見ろよ。凄い放電だぞ」
「はたけカカシの雷切だ。こうしてあのサスケに千鳥を伝授したのだな」
カン「お前の術を破るほどだったからな」
「…いやなことを思い出させる」
カン「怒ったのか」
「先に行くぞ」
カン「どうやらこいつは、口寄せの修業用だな」
「どれ、一つやってみよう」
カン「本邦初公開。我愛羅の口寄せじゃん」
「口寄せ!!…ちっ…よりによってなんでコイツが…」
カン「いろいろと因縁があるようだ。お前らは…」
カン「おい。あそこに木ノ葉の連中がいたぞ」
「本当だ。皆、元気そうだな」
カン「そろい踏みでお出ましじゃん」
「ナルトは、また、少し背が伸びたようだ」
カン「お前、遠目でよくわかるな」
「アイツの事ならよく知っている」
ナルト「おっ。我愛羅〜。やっと来たな。ずっと待ってたってばよ」
「久しぶりだな。元気そうで何よりだ」
カン「なんだ。お前ら、連絡取り合ってたのかよ…通りで情報通なわけだ」
ナルト「おう。カンクロウもまた、一回りでかくなったってばよ」
カン「殺すぞ…」
「ナルト…案内してくれ」
ナルト「おう。ついて来いってばよ」
 そして、メインアトラクション会場を巡る三忍…
(しかしながらアトラクション内は、撮影禁止なので残念ながら中略)

【主な展示内容】
○我愛羅vsリー戦、1/1傀儡、予想以上に美しいです。我愛羅、眼光鋭く美形だ。この1/6サイズの傀儡をなぜ売ってないんだ〜。
○同じく風影・我愛羅とナルトの握手のシーンが再現されています。我愛羅、穏やかにほほ笑んでいてやはり美しいです。
○角を曲がると幼少期の我愛羅のイラストが壁に描かれ、その上に実物大ぐらいのひょうたんがぶら下がっています。ライティングされてて思わずはっとさせられます。
○ナルトと両親の名シーン、サスケとイタチの対峙するシーンも再現。いずれも良く作り込まれた傀儡が展示されています。
○最後に五影の椅子と傘などもあってわくわくします。(これは、傘をかぶって撮影もOKみたいなので写真を載せます)
○各コーナーとも関連イラストが展示され、アニナル映像が流れています。ファンが立体でみたいと思うシーンをセレクトして再現してくれています。
○別館・資料館では、アニナルの絵コンテと設定資料が展示されています。こちらも線が緻密で美しい…なぜ原寸大の資料集を売ってないんだ〜。
カン「おっ。船の上にサスケがいるじゃん」
「海賊王にでもなるつもりか」
サスケ「我愛羅か。…こんなところまで何しに来た?」
「お前こそ、そこで何をしている?」
サスケ「ふん。知った事か」
「…相変らず昔のままのようだな…」
カン「ほら。もめてないで行くぞ」
「ここは、火影の殿堂…?」
カン「どうやら撮影は、可能らしいじゃん」
「手渡されたのは…入学証か…」
カン「砂のアカデミーの参考にするじゃん」
「…落第したら、殺す」
カン「わかってるって…」
「これは、三代目火影のレリーフだ。中忍試験の時、見かけた老人だ」
カン「大蛇丸とやり合って命を落としたらしいじゃん」
「…ナルトの恩人だ。プロフェッサーと呼ばれる程の忍だったらしい」
カン「ついでに手でも合わせとくか」
「三代目に祈りを…」
【合掌】チーン
カン「おい。これを着て記念撮影してもいいらしいぞ」
「火影の陣羽織か。…どれ、ちょっと試しに…」
カン「やめとけ。仮にもお前は、風影だぞ…こんなところ、砂の奴らに見られたら…体面形無しだ」
「ちっ。…それにしてもこれは、火影の執務机のようだが…」
カン「書物でいっぱいだが、紐で閉じてあるところを見るとあまり読んでないみたいだな」
「忙しい身だ…お互いに…」
「なせ、六代目の所に穴があいている?」
カン「ここから顔を出して記念撮影して遊ぶためじゃん」
「なら、オレも試しに…」
カン「だからよせって…」
「風影とは、存外自由が利かぬ身だな…」(あそこから顔を出せば、苦労せずに木ノ葉の六代目になれるチャンスだというのに…)

(2012/5/9)

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