Desert Rose〜傀儡部屋
其の二十六「三姉弟&ナルトin砂肝亭」ノ巻
(ナルティ2 友好イベントネタ)
珍しく三人共暇が出来て、砂肝亭に行ったところ、偶然ナルトに出くわした。一緒にどうだと誘うと始めは、柄にもなく遠慮していたが、我愛羅が同席を促すとあっさりと応じた。 | |
カン「いやぁ、本当に久しぶりだな。こうして姉弟そろって食べるのはよ」 テマリ「皆、忙しいからな。特に我愛羅、お前は。…大丈夫か?身体、悪くしてないだろうな?」 カン「お前は、すぐ無理をするからな。色々と心配になるじゃん。」 |
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我愛羅「大丈夫だ。問題ない」 | |
ナルト「にしししし!」 テマリ「な、なんだ?」 ナルト「いやいやいや。お前達ってなんだかんだで仲いいよな。っていうか、弟に甘いよな」 |
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テマリ「それはそうだ。姉弟なんだからな」 カン「弟の心配すんのは当然じゃん」 |
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ナルト「だってよ。良かったな。我愛羅」 我愛羅「フッ…」 ナルト「おっ。笑ってやんの」 |
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我愛羅「こういった雰囲気は…今は嫌いではない。あの時には全くなかった…暖かな感覚…。長く…続いて欲しいと心から思う…」 テマリ「我愛羅…」 ナルト「へへ。だったら、がんばらねぇーとな!お前ってば風影なんだから」 |
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カン「ナルトの言う通りだぜ。お前ががんばればがんばるほどそういう時間は長くなるじゃん」 我愛羅「そうだな」 テマリ「安心しろ。我愛羅。私たちがついている。出来る限り、お前をフォローしてやるよ」 |
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我愛羅「ああ」 こうしてオレ達は、短い昼食会を楽しんだ。別れ際にテマリがナルトの騒がしさを口にするとナルトが怒り、その様子を見た我愛羅が再び笑った。 我愛羅「ナルト…また会おう」 そして、二人は再会を約束し、オレ達は、解散した。この昼食会を誰よりも心から喜んでいたのが、我愛羅だった事は、言うまでもない。 |
(2012/8/5)
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