Desert Rose〜傀儡部屋


傀儡絵巻 其の十四 「四代目風影参上!!」ノ巻
(メイキング&ご対面)

これは、守鶴の茶釜だ。これから忍術を使ってオレ自身を作り出す。  子・丑・寅の呪文を唱え…  素早く印を結ぶと、オレの顔が現れる。そして、さらに卯・辰・巳…
 どうだ!?髪の毛がついたぞ。  最後は、オレの忍服だ。デザインは、最新式。スタンドカラーのへちま襟が自慢の一着だ。  見ろ。腰には、水筒…と言いたいところだが、オレもついにペットボトルをぶら下げる事にした。ついでにアンダーシャツは、楔帷子になっている。
 聞くところによると、今日は、遠方から我愛羅の友達がくるらしい。せっかくなので、ご馳走を作って驚かせてやろう。  まずは、卵白をよく泡立てて…うちの子どもたちは、味にうるさいからな。まったく誰が育てたんだってオレかよ。(一人ツッコミの父さま)  ふっ、だが、オレは、本当は、料理が得意な家庭的な男なのだ。昔は、妻のカルラにもよく誉めてもらったものだ。
そして、一時間後…
「父さま、紹介します。これが、オレの最愛の友、うずまきナルトです」
ナルト「…お…オッス…うずまきナルトだってばよ」(う〜妙に緊張するってばよ。これが、我愛羅の父ちゃんか…なんか迫力あんな〜)
「我愛羅の友なら当然、木ノ葉では優秀な上忍なのだな?」
バキ「ナルトは、まだ下忍のままです」
「何?ただの下忍だと!!」
ナルト「ああ。下忍だけど何か?」
「ナルト、落ちつけ…」
「年は、幾つだ!?」
ナルト「16だってばよ」
カン「ちっ…いいじゃん。ナルトは、将来、火影になるんだから」
「そうはいかん。今の給料はどれぐらいだ!?それで我愛羅とやっていけるのか?」


ナルト「えっと…多少の貯金はあるし…ぜいたくしなけりゃ…そのぉ…」
「心もとないな。この話は、もう一度考えさせてもらおう」
カン「…っていつから、『お嬢さんをください』コーナーになったんだ?」
バキ「カンクロウ。風影さまは、鋭い洞察力で二人の関係を看破されたのだ」
我愛羅「…ナルトは、オレが養うから問題ない」
カン「…ってことは、ナルトは砂隠れに養子に来るってことかよ」
ナルト「ここから木ノ葉に毎日出勤するのは…さすがにちょっと無理だってばよ」
バキ「とすると…単身赴任か…」
「やはりこの話は、考えさせてもらおう」

ということで、延々と話がループする五忍でありました。
(世の中広しといえど、四代目風影の傀儡は、そうありますまい)

(2012/6/3)

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