Desert Rose〜傀儡部屋


傀儡絵巻 其の十二 「黒砂のカンクロウ」ノ巻
(衣装メイキング)

 まずは、砂忍の足元を守るショート・ブーツ型サンダルじゃん。今回は、一気に巻いて作ることにした。型紙は、スリムサイズ用だから、オレ達のは、ちょっと大きめに作るじゃん。(前回と同じく合皮。写真斜め上から撮ってます)  型紙からは、ちょっと想像しにくいかもしれないが、ギザギザ部分に両面テープを着けて靴底に巻いて行く。上がその途中過程だ。折り返しは、切って貼ることにした。  今回の靴底は、滑り止め付きクッションシート(2mm)じゃん。どうだ?ブーツにみえるか?バキの分と、夜叉丸の分と三足も作ったじゃん。
 お次は、オレ様の忍服のズボン(左右)と頭巾(上)だ。細腰にぴったりの後ろタック付きだ。  こっちは、横にスリットのあるハイネックな上着じゃん。後ろは、ファスナーで決まりだな。  縫製して砂のロゴマークを着ければ完成だ。腰ひもは、こん時は赤じゃん。
 頭巾は、こんな感じだ。おっと大事な傀儡達を背負うための白紐も忘れちゃいけない。  最後に傀儡師用メイクだ。これは水性なので簡単に洗い流せるタイプじゃん。衣装によってメイクを変えるのは、常識だからな。 カン「どうだ。我愛羅。オレも忍服が、完成したじゃん」
「これでやっとお前らしくなった」
カン「コスチュームは、アイデンティティそのものだからな」
「特にオレ達三姉弟にとってはな…」
カン「立って記念撮影しようぜ」
「テマリがいないのが、残念だな」
カン「その内、姉貴も来るだろう。ところで、いつの間にひょうたんに色を塗ったんだ?」
「あの後すぐだ。色を塗ったら、結構丈夫になった」
「おい。カンクロウ。それにしても、これでは、くっ付き過ぎだろ」
カン「オレ達が、仲良し兄弟ってとこを世間にアピールするじゃん」
「呆れた奴だ…誤解されるのがオチだと思うが…」
カン「それはそれで、構わないじゃん」
         《パシャ》
「終わったな。では、オレは、仕事に戻るとする」
カン「おい。もう行くのかよ。なぁ…オレの雄姿をもう少し拝んで行けよ」
「…なかなか似会っているぞ、その衣装…」
カン「ありがとよ」

と言う事で、カンクロウの衣装を作ってみました。
マイ我愛羅に比べたらかなり大きな作りのマッチョ素体です。
猫耳頭巾、ちょっと耳でか過ぎ、ってか一体いつの間にこんな形に…?!(←記憶にない)
カンクロウの頭がとげとげしているのと相まって、思いもよらぬ形になってます。
何処で何が間違ってたのだろう…ん?
ま、これも御愛嬌ってことで気にせず次、行ってみよ〜。
次回は、バッキーの忍服です。

【おまけ】
クマたちに囲まれて、くつろぐ風影・我愛羅さま。

  
「これが、オレの愛する家族だ」
(って紹介されても、きっとみんな答えに窮するだろう)

(2012/5/28)
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