Desert Rose〜comics

砂の覇道


 

5-36

あとがき

夕日を見ながらカンクロウに胸中を明かす我愛羅のシーンが大好きで
いつか朝日の中で風影になるシーンが描きたいなと思ってました。
サイトを立ち上げたときは、まだ我愛羅の絵が描けなかったので
小説で…と思ってました。
何とかカンクロウがらみでしかもカンクロウの命と引き換えにするようなエピソードが
描きたいなと考えていたところ、丁度守鶴の茶釜のお話
獅子王さんが描かれていました。
そこで思いついたのが、カンクロウのリベンジ・マッチでした。
そんなこんなで連載を始めたところ何故か唐突に本編の方で茶釜のお話が坊さん付きで始まりました。
茶釜…でけーってのが第一声でした。
その公式設定を受け、都合よくお話に絡めてまとめました。
チヨバアさまが本物を持っていたというのは当初から決まっていたので
さりげなくエビゾウ様を第一話から出していました。
UFOサイズの茶釜は、持ち運び困難なので当初は、
チヨバアの所に我愛羅とバキを訪問させようかとも思いましたが、
バキも多分、それどころじゃないのでエビゾウじい様に当初の予定通り来てもらうことにしました。
バキは、カンクロウの装備一式を担いでまさに砂漠に出かけるところでした。
謎解きを終え、後は一番描きたかった風影の戴冠式ならぬ戴傘式のシーン。
お馴染みダヴィッドの名画「ナポレオン皇帝の戴冠式」がイメージです。
また版画家ドレが「神曲」に描いた挿絵の雰囲気をイメージしました。
なかなか思うようにならなくて苦労しましたが、
朝日の中の我愛羅は、我ながら気に入ってます。
何とか我愛羅を風影にし、(サイト立ち上げから二年半)
ちょっとひと段落。
それぞれの胸中についても触れていたら、114頁という長編になってました。
多分小説だと短編なのだと思いますが、漫画は見せるシーンなどもあってゆっくり進むので
結構な枚数になってます。
アナログ時代でも描いたことのない長さですが、今回は絵コンテを切っていたため
作業的にはサクサク進んだかなという感じです。
途中で獅子王様が外伝を描いてくれたのがとっても嬉しかったです。
楽しみにしてくれる人がいることで作業している間、私もずっと楽しかったです。
最後までおつきあいいただき本当にありがとうございました。

(2014.2.11)

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