Desert Rose～ kugutubeya

Desert Rose～傀儡部屋

傀儡絵巻　其の十八　「大人の事情」ノ巻
（「がんばれ!シュカクくん　38」傀儡版）
この作品も、せねかさまに捧げます。

	砂隠れの歓楽街…。　そこは、任務に疲れた砂忍達のオアシスだ。
	夜叉丸「お待たせしました。今日は、良い魚が手に入ったのでお寿司を握ってみました」父風「…そうか…」バキ「お疲れのようですね」
	父風「…そうだな」バキ「少しペースが早すぎますよ。ゆっくりお飲みになっては…」
	父風「うるさい。オレに意見するな!!!」バキ「風影様!!」
	父風「どうせ、何もかもオレが悪いのだ!!砂隠れが、砂だらけなのも、砂嵐が来るのも、みんなみんなオレのせいなんだ!!うぉっーー!!」夜叉丸「お…!落ちついてください。風影様!!」バキ「危ない!!コップが割れますよ」
	父風「うぐっ…」夜叉丸「だ…大丈夫ですか…?」バキ「か…風影様!!」
	父風「…すぅ…すぅ…」夜叉丸「どうやら眠ってしまったようだ」バキ「このようなお姿は、初めて見ます」
	父風「…オレだって…」夜叉丸・バキ「……!!」バキ「我々は、皆分かっておりますよ…」（よいしょっと…）夜叉丸「気をつけて運んでください」
かくて歓楽街の夜は、今日も静かにふけていく…。

っということで、風影父さまの辛い夜にそっと寄り添う、大人の側近二人組でした。
コミック版よりアクティブな父さま、色々な事情を背負って今日も任務に励みます。
全国のサラリーマンの代表みたいだ…。
（何かと議会の上役にあれこれうるさく言われる中間管理職っぽい経営者!?）

人形劇は、「南総里見八犬伝」、「三国志」など昔から大好きでよく見ていました。
まさか自分で作って遊ぶなどとは、夢にも思いませんでしたが…。
「好き」を形にするともっともっと好きになるものなのですねぇ～。

（2012/6/10）

（傀儡劇団、まだまだ続くよ、何処までも…）

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立体絵巻目次

	砂隠れの歓楽街…。　そこは、任務に疲れた砂忍達のオアシスだ。
	夜叉丸「お待たせしました。今日は、良い魚が手に入ったのでお寿司を握ってみました」父風「…そうか…」バキ「お疲れのようですね」
	父風「…そうだな」バキ「少しペースが早すぎますよ。ゆっくりお飲みになっては…」
	父風「うるさい。オレに意見するな!!!」バキ「風影様!!」
	父風「どうせ、何もかもオレが悪いのだ!!砂隠れが、砂だらけなのも、砂嵐が来るのも、みんなみんなオレのせいなんだ!!うぉっーー!!」夜叉丸「お…!落ちついてください。風影様!!」バキ「危ない!!コップが割れますよ」
	父風「うぐっ…」夜叉丸「だ…大丈夫ですか…?」バキ「か…風影様!!」
	父風「…すぅ…すぅ…」夜叉丸「どうやら眠ってしまったようだ」バキ「このようなお姿は、初めて見ます」
	父風「…オレだって…」夜叉丸・バキ「……!!」バキ「我々は、皆分かっておりますよ…」（よいしょっと…）夜叉丸「気をつけて運んでください」
かくて歓楽街の夜は、今日も静かにふけていく…。