Desert Rose〜傀儡部屋


傀儡絵巻 其の十六 「風使いのテマリ」ノ巻
(メイキング)

 さあ、今回は、私の番だよ。これが、本邦初公開。ショート・カットの私さ。レアものだよ。よく見ておくんだね。  私と我愛羅が似てるって?そりゃそうだ。私たちは、実の姉弟だもの。勿論、カンクロウもそうなんだけど、アイツは…そういえば、誰に似たんだろう?  じゃあいつものように髪の毛を結んでと…。どうだい?いつもの私だろ。
 この洋服は、始めは我愛羅の普段着として作られたけど、こうしてみると私の体型に合っているようだ。(オビツ27女性素体バストM…男性素体に比べると背がずいぶん低いし足も小さいです)  さてと、私もちゃんとした忍服を作るか。これは、我愛羅が風影になった頃の服だ。ちょっと辛い思い出があるけど、我愛羅も無事に戻ってきたことだし…また着てみる事にするよ。  じゃ、色っぽく足元から見せよう。
 この忍服は、基本的には日本の着物と同じ型紙で平面裁断だ。ほとんど両面テープで処理できる便利な形だ。まぁ、どうしたって肩と袖だけは、ちゃんと縫わなくちゃいけないけどね。  ほら、胸元は、こんな感じさ。赤いひもは、太めのリボンが丁度いい。風使いの必需品、大扇子もあるよ。  我愛羅とカンクロウを呼んで、砂の三姉弟、そろい踏みで記念撮影。
「やっと三忍そろったな」
カン「遅かったじゃん。姉貴…」
テマリ「ふん。後になる方が、技術が上がって精巧な作りになるのさ」
カン「そんなに変わらないと思うけどな」
テマリ「気分だよ…気分」


カン「我愛羅。ほら、なんとか言えよ」
我愛羅「…元はと言えば、ナルトの可動人形から始まったのだが…
勢いとは恐ろしいものだな。いつの間にか砂忍達が、大勢誕生した。
妙な遊びを思いついたものだ」
カン「おいおい。せっかくなんだから、もっと楽しい挨拶をしろよ」
テマリ「そうだよ。この後、まだ、何体か作るって話なんだから…盛り上げなって」
我愛羅「…懲りない奴だ…」

ってことで、砂の三姉弟がそろいました。
「がんばれ!シュカクくん」の傀儡編もそのうち始まります。
(うぉ〜、大道具と小道具を作らねば…そうだ、肝心のシュカクくんもだ〜!)

(2012/6/7)

(懲りずに続く「出生の秘密」)


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